福岡県 田川市
■既存樹木移植 再利用
■製作大型鋳物門扉＋鋳物フェンス
■壁面塗仕上げ＋レンガ笠石
■前面砂利敷き＋防草シート貼り
■裏庭コンクリート仕上げ
既存の邸宅を解体し新たに邸宅と教会を建築する大掛かりなプロジェクトです。
邸宅の方はフランクロイド財団認定の建物
教会は真白なタワータイプと近い様で遠い建物を繋ぐアウテリアデザインが要求されました
既存の樹木にモミジやヤマボウシ等樹形の良いものが多く
その樹木らを移植し新しい計画でも使用する事を提案しました
その場所の記憶をそのまま大切に使う
そこにあるべき空間はそういった事の積み重ねだと思っております
既存の庭石もすべて再利用します。
捨てれば産廃処分ですが
生かせば宝になる物達です
足場が外れエントランス部分に白い教会が見えてきます
教会をセンターに真っすぐな線を引き
中央にこの教会の為にデザインした大型の鋳物門扉が鎮座します
門扉に合わせた鋳物のフェンスこちらもデザインから製作しております
門塀ももちろん建物に合わせております
その延長線上に真っすぐなアプローチをとります
門扉の開口は3ｍ車が通る寸法を確保しております
門扉の裏はロータリーとしての駐車スペース
奥にも何台か車を止める想定にしております
邸宅の入り口は樹木のゲートと小さな門扉
生垣を境界の塀とします
建物は水平ラインが綺麗な建物です。
フランクロイドライトのランドスケープを意識しながら
既存の素材を生かす試みを考えました
建物の色に合わせた水平ラインの門塀
そこに樹木を寄り添わせ奥行きのあるアプローチに
庭を造る前はただ広い空間でしたが
徐々に樹木が植わるたびに
空間に奥行きができてきます
塀の内側にはリビングから眺める坪庭を作ります
既存の水鉢や庭石・灯篭等を配置していきます
砂苔でマウンドを作り植栽部分に起伏を付けます
教会の裏も白の背景となり
そこに植えた樹木も緑が引き立ちます
長い時間をかけた案件でした
構想から施工まで約２年
既存樹木もその間に1/3は残念ながら枯れてしまいました
製作した門扉も何度かデザインを直し
製作までも2か月という時間を要しました
その分出来上がった時は灌漑深いものがありました。
こんな機会を頂けた事が本当にありがたい現場となりました
ちなみに・・・・・
下記の様なCGも作成しておりました。
ちなみにNEW‘Sではこの様なCGの製作も行っております
（CGの製作だけも承ります！）
そして折角なのでドローン含めた動画も製作しております。
CGと見比べてみてください！
